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誕生日にバースデーリボン付きのタブンネが貰えるということで、ポケモンセンターに来た 「おめでとうございます、こちらが記念のタブンネです」 「大事にしてくださいね」 貰ったタブンネは礼儀正しく毛並みもよかった、きっと配布用にしっかり躾けられたのだろう 家に帰ると、早速タブンネを洗ってやることにした 「ミッミッ♪」 タブンネは非常に喜んでおり、愛らしかった 体を拭いてやった後、好物のオボンの実を用意してやると、喜んで食べていた 「・・・そろそろ食事の時間にするかな」 「ミッミッ」 先ほど食べたのでまだ大丈夫ですと言いたいのか、タブンネは首を振った 「いや、俺の相棒のノクタスとプテラのね・・・」 そう言って俺はノクタスとプテラをボールから出した タブンネはノクタスとプテラに挨拶をしていたが、二匹の獲物を狙う目つきを見て俺の言ったことの意味に気がついた 「ミィミィ!!」 タブンネは逃げようとしたが、即座にプテラに噛み付かれた 「よかったなお前たち、こんなに良い餌が食べられて」 「ミギィィィィィィ!!」 ノクタスとプテラは、今回のごちそうにとても満足してくれた 「よかったな、また来年食わせてやるぞ」 タブンネの抵抗する光景は見物だったので、また来年が楽しみだ 悲しいポケモンだね -- (名無しさん) 2012-12-20 02 58 14 名前 コメント すべてのコメントを見る
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ヴォルグ・ハッピーバースデー! R 闇文明 (6) クリーチャー:デーモン・コマンド/ハンター 7000 ■バトルゾーンにあるサイキック・スーパー・クリーチャーがリンクした時、このクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。そうした場合、相手は自身の山札の上から、クリーチャーが2体出るまでカードを墓地に置く。 ■W・ブレイカー 作者:赤烏 フレーバーテキスト 誕生から10年、ずっとデュエマでハッピー! ――ヴォルグ・サンダー 評価 名前 コメント
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ひろいんいくせいけいかくこいびとたちのはっぴーばーすでー【登録タグ CD CDひ HoneyWorksCD】 前作 本作 次作 選んでくれてありがとう。/ラブヘイトマジョリティ ヒロイン育成計画/恋人たちのハッピーバースデー 告白実行委員会 -FLYING SONGS- 愛してる HoneyWorks 流通 即売 同人 発売 2019年8月12日 2019年8月 価格 ¥1,000 ¥1,080(税込) サークル HoneyWorks/Zeropty HoneyWorks CD紹介 HoneyWorksのVOCALOIDシングル。 告白実行委員会シリーズのキャラクターソングCD。 コミックマーケット96(C96)で頒布。 Amazon、アニメイトなどで委託販売が行われる。 曲目 ヒロイン育成計画 / HoneyWorks feat.初音ミク 恋人たちのハッピーバースデー / HoneyWorks feat.初音ミク&GUMI リンク サークルサイト ブログ Amazon アニメイト コメント 名前 コメント
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【期間限定ガチャ】服部耀今大路峻ハッピーバースデーイベント 開催期間 2016/11/4-11/7 ガチャ概要 限定カードの排出率UP! さらに服部耀と今大路峻のカードの排出率がUP! 【仕事もーど】服部 耀 カード名 仕事もーど キャラ名 服部 耀 レアリティ SSR 所属 警視庁 リーダースキル プロフェッショナル ひらめきピースがたくさんある状態でスタート! スキル ホークアイ 眠りピースを起こし、その3倍のピースを消す! 【俺様の命令】今大路 峻 カード名 俺様の命令 キャラ名 今大路 峻 レアリティ SR 所属 マトリ リーダースキル 壁ドンスタイル チーム全員がマトリの時、高確率ですぐにスキルを使える! スキル 南米飛ばし 全ての骨と雑草にダメージ!
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澪「はっ///ハッピーバースデー///」その2 辞めとこう。さわちゃんになりたくないし。 平沢家 唯「ただいまー」ガチャ しーん 唯「買い物か」 ちょっと寝よう。なんか色々疲れちゃったから寝たい気分だし・・・ 唯「・・・・」 本当にみんな・・・私の誕生日はどうでも良いのかな?りっちゃん達は受験生だからともかく、あずにゃんや憂は知ってると思ってたのに・・・・ 唯「誕生日ってそんなものだよね・・・期待外れじゃなくてこれが現実か。ははは・・・泣きたくないのに涙が出るよ」ジワッ 唯「寝よ」ゴロッ 私の寝た時刻、午後5時15分辺り 私が次に目が覚めた時刻、午後7時辺り 唯「・・・・」 もう、誕生日は諦めてご飯を食べます。憂の美味しいご飯で満足なります。 リビング 憂「あっお姉ちゃん、お届け物だよ!」 唯「・・・大きくない?」 憂「お姉ちゃんの部屋で開けてね。ご飯はそれから」 唯「後で良いよ」 憂「・・・めっ!」 唯の部屋 妹の威圧に負けて再び部屋に戻ってきた自分が情けない。それにしてもやたらでかい。担いできた。サンタの袋を持ってきたみたいだ。 唯「中は何かな~?」シュルッ 唯「あっ」 みんなに今すぐ謝りたい。りっちゃん、ムギちゃん、和ちゃん、あずにゃんに憂。みんな、今日の為にサプライズしていてくれたんだ。 唯「・・・!」ゴシゴシ 唯「へぇ~りっちゃんがこんなぬいぐるみ買ってくれるとは・・・・ん?」 澪「///」 唯「・・・・」ゴシゴシ 私の目を擦る攻撃。しかし、幻は消えなかった。 唯「・・・・」 澪「はっ///ハッピーバースデー///」 唯「・・・・」 澪「ぷっプレゼントはわたわわわたしっ///」 唯「・・・あっあの・・・」 澪「つっ突っ込むな///」 突っ込むなって・・・これは無理があります。澪ちゃんがプレゼントなんて・・・・しかも、本人のプレゼントです。 澪「しっ仕方がないだろ///本当に唯の誕生日の事忘れてたんだから///」 唯「寒くないの?」 澪「恥ずかしくて熱いよ///」 澪ちゃんが恥ずかしい気持ちが判ります。赤いリボンで身体中に巻き付けています。おそらくリボンしか身に付けていません。 唯「えっと・・・貰って良いのかな?」 澪「・・・///」 唯「澪ちゃん?」 澪「ずっと・・・」 唯「?」 澪「前から好きだった///」 唯「嘘///」 澪「本当だ///梓が羨ましかったんだ///」 澪「だから、今日にかけたんだ///」 まさかのカミングアウト!澪ちゃんが大胆過ぎて、凄い!しかも、反則過ぎる!心を持っていかれかけました。 唯「ねぇ澪ちゃん」 澪「!」ビクッ 唯「私はいきなりだからまだわからない」 澪「・・・」 唯「でも、まだ遅くないよね?これから澪ちゃんの事を少しずつ好きなってても構わないよね?」 澪「もっもちろんだ///」 唯「ありがとう」ダキッ 澪「まっ待て!うわっ!」ドサッ 唯「あ」 早く言うなら澪ちゃんを押し倒した。ただし、その勢いでリボンがずれた。澪ちゃんの自慢なものを見てしまった。 唯「あっあわわわ///」 澪「・・・ゆっ唯なら見られても良いし///その触っても///」 唯「ほっ本当///」 澪「唯には知って貰いたいから///」 まさか、澪ちゃんから言ってくるとは・・・裏はないよね? 唯「さっ触るよ///」 澪「うん///」ウルウル ガチャ 律「唯ー誕生日おめでとう!」 紬「おめでとうー!」 梓「おめでとうございます!」 和「見事なサプライズ誕生日でしょ!」 憂「ケーキももちろんあるよ」 私と澪ちゃんは時を止められりっちゃん達も止まった。今の状態は私がリボンの崩れた澪ちゃんの自慢のところに触れようとしていた直後。でも、小さいさくらんぼは守りました。 みんな「ゴメン///」バタン 唯「・・・・下行こっか///」 澪「・・・・ふっ服を貸してくれ///」 一階 唯「・・・・あの」 澪「///」ギュッ 律「あの、あれだ?あの場面は反則だわ///」 紬「ハイハンソクデス」 梓「とっ取り敢えず火を付けましょう///」 紬「ハイハンソクデス」 和「ムギ!しっかり!」 憂「明かり消しますよ!」 律「よっしゃ、せーの」 みんなが私のためにハッピーバースデーを歌ってくれる。このサプライズは私には強すぎた。でも、澪ちゃんも凄かった。 唯「澪ちゃん」 澪「何///」 唯「一緒に消そ///」 澪「いっ良いのか?」 律「早くしろバカップル」 紬「ビデオOKよ」ジー 梓「早くしないと熱くて蝋燭が溶けてしまいます」 唯「それじゃあせーの」 早くも2人で作業した。なんか恥ずかしくて火を消したらすぐに澪ちゃんの胸に顔を埋めちゃった。澪ちゃんは優しく私を抱き締めてくれる。 律「でさ、お2人さんキスしたの?」 澪「///」 和「その様子じゃまだまだね~」 紬「ばっちこい!」 憂「ケーキはその後だね♪」 唯「澪ちゃん///ケーキの為に早く済ませるよ///」 澪「いや///」プイッ 唯「えっ?」 梓「あら?」 澪「ファーストくらい///長くしてたい///」ブスー 唯「セカンドからじゃ・・・」 澪「いやー」 拗ねた!拗ねたよ!澪ちゃん早くも私に拗ねたよ!ずるいよ! 唯「恥ずかしくないの?」 澪「私の瞳には唯しか見えない」 律「早くしろよー」ブー 唯「私にはたくさん見えるけど・・・」 澪「唯は・・・私よりケーキの方が好きなのか?」ウルウル 唯「うっ!」 梓「唯先輩さいてー」 憂「お姉ちゃん」 和「あんた、食い意地張りすぎよ」 外野がうるさい!覚悟決めるしかない! 唯「澪ちゃんこっち向いて!」 澪「いやー」プイッ 唯「澪ちゃん!」 澪「なんだ――///」 唯「――///」 もう、解らなくなってきた。私と澪ちゃんは恋人同士で今、澪ちゃんとキスをしている。それも長い。 唯「ふぅ///どう?」 澪「うん///ありがと///後、もう1つお願い良いかな?」 可愛い仔猫です。まだおねだりしてきました。ですが、良いでしょう。もう何でもやってやりましょう! 唯「何?もう澪ちゃんのお願いならやってあげるよ!」 澪「もう、私以外の子にキスや抱き付いたりしないでくれ///」 唯「・・・・」 唯「つまり、澪ちゃんならしても良いの?」 澪「もちろんだ///梓が羨ましかったんだ・・・」 唯「わかった。澪ちゃんだけにする」ダキッ 澪「ありがと///」ギュー 紬「梓ちゃんに憂ちゃん残念ね」 憂「あずにゃーん」 梓「止めろ律!」 律「何で私なんだよ!」 梓「私は律先輩の相方に昇進しました。だってほら」 唯「澪ちゃん///温かい///」 澪「///」 律「外泊が増えそうだな」 律「まあ良い!よっしゃケーキ食べようぜ!」 紬「三ツ星から注文したのよ!」 今日のサプライズの順位第一位は澪ちゃんと恋人/// 唯「澪ちゃん」 澪「何?」 唯「大好き///これからもよろしくね///」 澪「私もよろしくな///」 終わり。 ifルート(※R-18) 戻る TOP
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ハッピーバースデー・デビルマジン ◆2Y1mqYSsQ. アスファルトの地面に膝をついてMS少女バンシィことヒメは正面を睨みつけた。 人間用の街灯に照らされた黒い魔神が殺気を放つ。 日本で知名度が高いスーパーロボットに刺々しさを足したような敵に追い詰められていた。 □ ドン、と家が揺れてヒメは驚いた。何かが爆発したような衝撃だが、自分たちは15cm前後の小型ロボットだ。 そこまでの破壊エネルギーを持つ存在は非常識である。 「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 獣のような唸り声にヒメは思わず身をすくめる。どうやら表にいるらしい。 それにしてもここまでうるさい状況なのにセシリアは相変わらず眠っていた。 まあ眠らせたのは自分だから文句は筋違いだとわかっている。 そのまま離れるのも悪い気がして、ヒメは表の野獣をほうっておくことにした。わざわざ関わる必要もない。 しかしその考えは覆る。再び爆発音とともに家が揺れたのだ。 「……もしかして近づいている?」 この衝撃は無視しきれない。すぐに逃げるか戦うか選ぶべきだ。 戦いとなるとこの破壊力を持つ相手は厄介だ。 眠っているセシリアに脅威であろうが、置いて逃げるのが正解だろう。 ヒメはため息をひとつ吐き、玄関へと向かう。 せっかくの捕虜を失うのが惜しい。そう自分に言い聞かせ、ドアを開けた。 ヒメが民家を出てすぐマジンガーに似た黒い破壊者と出会った。 全身が黒く刺々しく、まるで悪魔のようだ。 「ちょっと、あなたうるさいわよ。近所迷惑……」 圧倒的プレッシャーを前に言葉を途中で切り、思いっきり後方に跳ぶ。瞬間、二筋の光線が襲ってきた。 間一髪だった。発射元を探ると、黒いロボットの目元から煙があがっていた。 機体を画像から特定している暇はない。すぐに装甲を展開、金色のサイコフレームをむき出しにする。 そのままセシリアが眠る民家が攻撃に巻き込まれないよう離れた。 「敵……敵か! ルスト、トルネェェェェド!!」 嵐としか表現のしようのない風の塊が襲ってきた。 アスファルトや塀を溶かしながら瓦礫をまき散らす。 ヒメは必死にブーストをふかすが避けきれず、風圧に飛ばされて地面へと叩きつけられた。 「かはっ……!」 「トドメだ! ターボスマッシャーパンチ!!」 マジンガーの代名詞であるロケットパンチが唸りを上げて飛んでくる。 酸によって脆くなっている胸部アーマーへと狙いを定めていた。 だがヒメにとっては都合がいい。さっそくサイコミュ・ジャックを行う。 「なにこれ……重い!」 ターボスマッシャーパンチは威力がありすぎて軌道を変えるのが困難であった。 あの兜甲児が苦労したじゃじゃ馬の拳である。腕力は関係ないはずだが、ヒメにはとても操作しきれるものじゃなかった。 思念を強めて狙いを自分から外すのが精一杯。どうにか拳をやり過ごし、反撃へと転じた。腕のないマジンガーなどただの的だ。 そう判断してアームドアーマーBSを向けようとしたが、甘かったと思い知る。 魔神皇帝は腕がなくても止まらず、両耳の角を倒して空気を凍らせている。 「冷凍ビィィィィィィム!」 氷の道を作りながら冷気が襲ってくる。 ヒメは瞬時に回避運動へと移るがアームドアーマーBSの先端が凍りついた。 仕方なくパージし、ビーム・マグナムを転送して腕を装着している相手へと構える。 「お前も……お前も俺を、『兜甲児』を否定するのか! マジンガーのように!!」 ヒメは眉間にしわを寄せる。マジンガーに似たロボットは、マジンガーに否定されたと確かに言い放った。 不安が膨れ上がる。 「誰にも否定はさせねえ! 俺が……俺こそが『兜甲児』だ!!」 再びターボスマッシャーパンチが撃たれた。サイコミュ・ジャックで逸らしながら、ヒメは不安の種を無視できずにいた。 なぜならマジンガーに、同型機に否定される。それは自身にも訪れかねない事態だからだ。 雪菜姉様、とヒメが小さくつぶやく。 彼女は雪菜を姉だと認定し縋った。家族だと思っている。 だが雪菜が自分のことを同じように想っているかはわからない。 原作の関係で言えば操縦者によるとは言え、ユニコーンとバンシィの仲は良好と言いがたい。 敵と思われている可能性だって高いのだ。 この場にいるかもわからない姉。だが自分の全て。 そんな大切な相手に否定されるのはどんなに辛いだろうか。 たまらずヒメはマジンカイザーに尋ねる。 「あなた……否定されたの?」 相手の肩がかすかに跳ねる。 同時にマジンカイザーが発するプレッシャーが強くなった。 「……違う。俺が否定をするんだ! 俺が……」 「強がらなくてもいいよ。だってあなた、泣いているもの。涙は見せなくてもわかるよ」 原作のサイコフレーム及びサイコミュ・ジャックを再現した結果、ヒメや雪菜は感受性が強くなる傾向があった。 まるでニュータイプのような能力だが、相手の電子頭脳の流れを大雑把に受け止める程度でしかない。 だからこそ余計にマジンカイザーを刺激した。 「うるせぇ! わかったようなことを言いやがって……全部消し飛べぇ!」 相手は大きく胸をそらし、赤い放熱板を向ける。 悪魔の羽を思わせる胸部が輝き、熱で空間が揺らめいた。 「ファイヤーブラスター!!」 莫大な熱エネルギーがマジンカイザーから放たれる。 16cmサイズの小型ロボが発するとは思えないほどの熱波がアスファルトを溶かし、塀を消滅させ、電柱の根元を削る。 ヒメも視界が赤く染まるが、慌てず跳躍した。 「ふきとべええええ!」 マジンカイザーの叫び声に呼応するようにファイヤーブラスターのエネルギーが爆ぜる。 膨れ上がる光が二人から視界を奪った。 「ハア、ハア、ハア……」 マジンカイザーは黒焦げになった爆心地を視界に収めながら、人間のように息を荒らげた。 敵を撃破したのに心が晴れないゆえの行為だ。 ぐっと拳を握りこみ、彼女の言葉を思い出す。 『あなた……否定されたの?』 『強がらなくてもいいよ。だってあなた、泣いているもの』 マジンカイザーはいらだちに任せて壁を殴った。 破片が身体を跳ねて虚しく地面に落ちる。 「あいつは……マジンガーは俺のカマセだ……。ただの前座なんだ……」 自らに言い聞かせるように吐き捨てるが、虚しさが増すだけだ。 このざらついた気持ちはなんなのだろうか。魔神皇帝の名を持つ存在は答えが見つからない。 「俺こそが『兜甲児』……」 マジンカイザーが迷いを持ったままつぶやいたため、気がついた。 地面は熱に溶かされ煙が登っている。 削岩機で破壊されたようにアスファルトはえぐれ、爆発によって瓦礫が散らばっていた。 そうまでして砕いた相手は、幼い少女だった。 「兜甲児は……ここまでして女の子ひとりを殺すのか……?」 彼の語気が弱まり、膝が折れ、焦点がぶれた。 自分が知っている兜甲児は、神を超えて悪魔を倒し仲間を守る強いやつだ。 弱そうな少女に八つ当たりをする無様な存在では決してない。 「『兜甲児』はこんなことをしない。俺じゃなかったのか……本当の兜甲児は……あっち……。 じゃあ、じゃあ俺は? 俺は誰なんだ……」 エネルギーは底をつきかけている。 だけどマジンカイザーは充電をする気になれなかった。 このまま朽ちてしまいたい。 折れた心は脆く、永遠の眠りを望んでしまう。 「……すまねぇな」 それは本物の『兜甲児』に対してなのか、殺した少女に対してなのか。 本人さえわからない。マジンカイザーは意識を闇に閉ざそうとした。 「しっかりしなさい!」 叱るような高い声に目が覚める。 黒い装甲をまとった少女が自分の肩に手をおき心配そうに見つめている。 顔がすす汚れているが、大きな傷は見当たらない。無意識にマジンカイザーは安堵する。 「あれだけ大技を連発するからエネルギーが切れかけるのよ。 あたしが近くの家で充電させるから肩につかまって」 「生きていたのか……?」 「あたしの能力なら大雑把な攻撃範囲と向けている方向がわかるもの。 まあさっきのあなたみたいに感情がむき出しじゃないと無理だけど……ってそんな場合じゃないわ。 ほら、いくわよ」 「いやいい。放っておいてくれ。俺は君を殺そうとした。 そんな大馬鹿野郎は死ぬべきだ。兜甲児にも迷惑をかけたしな……」 マジンカイザーは力なくヒメの手を外そうとした。 だが彼女はこちらの腕を掴み、無理矢理を肩に回す。 「いやよ。あたしが掴まれって言っているのよ。おとなしく助けられなさい」 「君を殺そうとしたのにか?」 一瞬ヒメは顔を伏せてから、目を合わせてきた。 吸い込まれそうなほど澄んだ青い瞳は真剣だ。 「……あたしにも同型機の姉様がいる。雪菜=シュネーラインという、白いユニコーンのMS少女。 大事な家族だと思っているわ」 そうか、とマジンカイザーは羨ましそうに相槌を打った。 彼女はゆっくりと民家に向かって足を進める。 「何もない空っぽなあたしを満たしてくれる存在。だから会いに行くし守りたい。 姉様の脅威となる存在は破壊するわ。 けれど……雪菜姉様があたしを否定したら……? あなたの話を聞いてそれに気づいたから、泣いているのを放っておけなかった」 そう言われてマジンカイザーは納得してしまった。 暴走状態にあった自分を容赦なく叩きのめし、飛び去ったマジンガーZ。 その後姿に抱いた感情は憎しみだと思っていた。兜甲児である自分を否定された怒りだと考えていた。 しかしあの感情はどちらとも違う。 「きっとあたしが雪菜姉様に否定されたらあなたと同じように感情をぶつけまわっていたと思う。 なにもかも破壊して、全部無かったことにしようとする。だけどそれは、好きって気持ちは……なかったコトにしちゃダメなんだよ。 空っぽのあたしたちはそれをしちゃうと壊れちゃうから。 だからあなたが壊れる前に止めたかった。それだけよ」 純真な彼女のおかげで、ようやく本当の気持ちを知れた。 「……ありがとうよ。そうだな、俺は『兜甲児』が……マジンガーが好きなんだ」 だからZモード(ひとのこころ)で泣いたのだ。 すべてが腑に落ちたマジンカイザーは彼女に身を委ねた。 □ ヒメはセシリアの隣にもう一つクレイドルをセットした。 金髪の少女はあれだけの戦闘が起き、轟音も鳴ったのにまだ起きていない。 そろそろ充電も終わりだろうにと思わず呆れてしまう。 「なんだ、仲間がいたのか?」 「ただの捕虜よ。それより早く充電に入って」 「捕虜……? まあそういうことにしておくか。よっと」 こちらの言うことに従い、マジンカイザーは寝そべって充電の体勢に入る。 素直でありがたい。 「先に使わせてもらってすまねぇな。君もたいしてバッテリー残っていないだろ?」 「あ~わかっちゃうか。次の見張りをお願いしていい?」 彼は首を縦に振り快諾する。 もう死ぬ気はないようだ。ヒメはほっとため息をつく。 「寝る前に一つ聞くけどあたしの充電が終わったらどうする?」 「そうだな……とりあえずマジンガーを探すさ。会ってどうするかはわからねえし、敵と思われているだろうけど……自分のことに決着はつけたい」 「そうね。自分の兄弟だもの。ちゃんと話をした方がいいわ」 ん~、とヒメは背筋を伸ばす。一段落ついて安心したのだ。 「それじゃあたしの充電が終わったらお別れか。ちょっと寂しいけどお互い探し相手に会えるといいわね」 「なに言っているんだ? 俺は君の姉探しに付き合うぜ。マジンガーと再会するのはその後だ」 え、と呟きながらヒメは目を見開いた。しかしすぐに冷静になる。 「変なことを言っているのはあなたの方よ。あたしのことはいいから、自分の目的を優先しなさい。 雪菜姉様探しに付き合う暇はないでしょう? 一度会ったならあたしと違って再会しやすいんだし」 「そうは言ってもマジンガーと会った時は半分正気じゃなかったから、どこに向かったかわかりやしねえ。 それに君のお姉さんにも興味があるし、借りを返したいんだ。たのむ」 大柄の身体を丸め、両手を合わせて拝む魔神皇帝の姿はどこかおかしかった。 しかしヒメはクスリともせず、表情の消えた顔で冷たく告げる。 「あなたは兜甲児が、正義の味方である彼が好きなんでしょう? あたしはあなたは助けたけど、変わらず雪菜姉様の障害は排除するわ。 悪いことは言わないから、あたしと別行動で正義の味方をするべきよ」 「な~に、とっくに暴走をしてタガが外れちまっているんだ。 俺は兜甲児とはもう別物さ。恩を返すために正義を捨てるくらい覚悟してらぁ」 だからな、とマジンカイザーは続けた。 「『兜甲児』とは違う、マジンカイザーである俺をその娘と同じように仲間にしてくれ。お願いだ」 静寂が室内を包んだ。時間は十秒も経っていないのだろうが、二人には永遠にも思える長さだった。 ふぅ、とヒメは根負けしたようにため息をつく。 「ヒメ=スカーレット、ヒメでいいわ。足を引っ張らないでね、マジンカイザー。 それとこいつは捕虜だって言っているでしょ! 間違えないで」 ヒメはツンと明後日を向いて吐き捨てたが、照れくささゆえだった。 マジンカイザーは気分を害する様子もなく歓迎する。 「ああ、たのむぜ、ヒ……メ……」 ようやく彼は眠りにつく。 まったくとひとりごちながらも、ヒメは自分が優しく微笑んだことを自覚していなかった。 眠りにつきながらマジンカイザーは決意を固めていた。 戦ってわかったが、ヒメは優しいのだ。 姉の脅威となる存在を破壊すると言っているが、本人にできるかは疑問だった。 ナイーブすぎる彼女のCSCは、自分以外の相手とも共感できる点を見つけ、情けをかけるだろう。 だから一人にしておけない。 相手がヒメに感謝をして協力を申し出るお人好しだけなら問題はない。 だが彼女の優しさを利用しようとする者はいるだろう。 戦闘力の高さを脅威とし、倒そうとする者も現れるだろう。 だからこそ自分は覚悟を決めるべきだ。 彼女がかぶるだろう汚れも、脅威も全て自分が請け負うと。 絶望した心は、捨てた命は彼女に拾われた。 今さら惜しくもない。 マジンカイザーは神を超えず、悪魔を倒さず、ただ一人の少女を救う鬼となった。 【早朝/エリアJ(民家内・一階システムキッチン)】 【MS少女バンシィ@アーマーガールズプロジェクト】 【電力残量:30%】 【装備:アームドアーマーVN】 【所持品:クレイドル、基本パーツ(ビームサーベル×2、ビームマグナム、ビームジャベリン)、 アイスラッガー(ウルトラセブン)@ULTRA-ACT、拡張パーツ×1】 【状態:損傷軽微】 【思考・行動】 基本方針:雪菜を傷つけるものは全て倒す。 1:セシリアの扱いを思案中。 2:マジンカイザーとともに雪菜を探す。 ※サイコミュジャックは付近に存在する遠隔操作系の武装やパーツのコントロールを奪取できますが、 パーツの所有権自体を奪うことはできず、またデストロイモード終了と同時に解除されます。 ※雪菜=シュネーライン(MS少女ユニコーンガンダム)を姉妹機として認識しています。 なお雪菜側の人格データに同様の設定が存在するかは現時点では不明です。 【マジンカイザー@スーパーロボット超合金】 【電力残量:3%(回復中)】 【装備:カイザースクランダー】 【所持品:クレイドル、基本パーツ(カイザーブレード、カイザーブレード(パース付き)、)、拡張パーツ×1(未確認)】 【状態:両腕に細かい傷あり。睡眠中】 【思考・行動】 基本方針:ヒメを守り、 汚れ役は引き受ける。 1:ヒメの姉、雪菜を一緒に探す。 2:できればマジンガーZと決着。殺意はない。 ※セシリアをヒメの仲間と認識しています。 【セシリア・オルコット@アーマーガールズプロジェクト】 【電力残量:100%】 【装備:なし(ISスーツ)】 【所持品:クレイドル、基本パーツ(ISブルー・ティアーズ、スターライトmkⅢ)、約束された勝利の剣(セイバー)@figma、拡張パーツ×1】 【状態:損傷軽微、睡眠中】 【思考・行動】 基本方針:??? 1:??? 前:速さが足りない! 投下順に読む 次:SilentVoice 前:速さが足りない! 時系列順に読む 次:SilentVoice 前:それでも内なる神に祈れ MS少女バンシィ 次: 前:それでも内なる神に祈れ セシリア・オルコット 次: 前:ふたりの『兜甲児』 マジンカイザー 次: ▲上へ戻る
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459 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/04/07(火) 18 48 19 ID ??? 今日は刹那の誕生日だ・・・ 460 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/04/07(火) 18 51 21 ID ??? 459 何ですと! 刹那!今日は君が、君こそがガンダムだ! 462 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/04/07(火) 19 55 46 ID ??? 459 アムロ「ちなみに今日はファーストガンダム放送開始30周年の記念日でもあったりする」 463 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/04/07(火) 19 56 54 ID ??? 459 グラハム「少年、今日は祝いの言葉を送らねばならない日だったな。」 刹那「……覚えていてくれたのか。ありがとう……」 ロラン「(え、あれ?そんな関係でしたっけこの二人??)」 刹那・グラハム「と、いう訳で……」 グラハム「おめでとうございます!」 刹那「おめでとう!アムロ兄さん!」 アムロ「……あ、は、はい。」 ロラン「(あぁ、初代初放送日でもありましたね……)」 刹那を始め全てのガンヲタにおめでとう 464 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/04/07(火) 20 19 18 ID ??? ロラン「完成しましたバースデーケーキ」 セレーネ「すごいわね。このてっぺんのガンダムも食べれるんでしょ?」 ロラン「はい、砂糖菓子ですから」 ガロード「変態兄弟の持ってきた砂糖なんだろ?大丈夫なのかよ」 シャギア「それは心外だなガロード・ラン」 オルバ「むしろ品質が悪かったらそれは君の性根が悪いということになるよね。兄さん」 ガロード「お前らいるのかよ……」 ロラン「ケーキ作り手伝ってくれましたよ。うまいんですよ彼ら」 アル「このガンダム人形。刹那兄ちゃん食べれないんじゃないの?」 シーブック「大事に取っておきそうだなアイツは」 ヒイロ「言えてるな」 一同「ははははははははははははは」 シン「…………刹那って今日で17になるんだよな?」 カミーユ「ああ」 シン「……俺も17になるんだよな?」 マイ「あなたは刹那とキラと三つ子なんですから当たり前じゃないですか」 シロー「お前たちが産まれた日は大騒動だったな」 シン「……俺の誕生日って9月1日じゃなかったっけ?」 一同「……………………」 やもうえん「 シ ン く ん こ っ ち に お い で 」 その夜 「「「誕生日おめでとう~」」」 刹那「ありがとう!ガンダムだ!」 シン「セツナ!オメデトウ!オメデトウ!メデタイナ!メデタイナ!」 キラ「今日のシン動きが変だね」 ウッソ「そういいながらシン兄さんのケーキを取る当たりが外道ですね兄さん」 D.O.M.E(そもそもサザエさん空間のここで誕生日とかあまり関係ないからね。幻想幻想) ララア『ああ刻が見える』 アムロ(……黙ってケーキを食べろ)
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2023年8月26日 出題者:従業員よっしー タイトル:「もうすぐハッピーバースデー!」 【問題】 マイの誕生日に彼氏タカフミと2人で誕生日パーティーをすることになった。 おいしい料理も用意して,おいしいお酒も準備して, タカフミもマイのために素敵なプレゼントも用意していたのだが, プレゼントを開けた瞬間2人は微妙な空気になってしまったという。 プレゼントとしておかしなものを渡そうとしたわけでもないのに,どうして? 【解説】 + ... ~マイの部屋にて~ タカフミ「マイ!誕生日おめでとう!!」 マイ「ありがとう!タカフミさん!そういえば,お父さんから誕生日プレゼントにワインもらったんだぁ~!一緒に飲もっ!?」 そういって父親からもらったプレゼントワインを開けると,「マイが産まれた年のワイン」と 「ハッピーバースデー マイ!マイが産まれた1995年のワインをプレゼント マイのことが大好きなパパより」 とメッセージが添えられていた。 タカフミ「19…9…5年…??…28…歳??マイ,今年21になるんじゃなかったっけ…?」 マイ「あはははは…2002年なのにおかしいなぁ…(クソ親父、あとでぶっ◎す…)」 タカフミ「あ…そう…ですか…マイさん……オレより……結構…年上……だったんですね…」 <解説> プレゼントが産まれた年のワインで本当の年齢がばれたから 配信日に戻る 前の問題 次の問題
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原曲・童謡 誕生日の歌として、世界中で歌われている楽曲。元々はアメリカの歌。 【登録タグ アメリカ 幼児向け楽曲 童謡】 カバーした声優 林原めぐみ
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2022年7月2日 出題者:なつえちゃんねる タイトル:「ハッピーバースデー!」 【問題】 本日7月2日は、年に一度のタカフミの誕生日。 多くの友達がプレゼントを用意する中、マナミだけは、逆にタカフミからプレゼントをもらおうとしていた。 マナミはタカフミの着衣に手をのばし、「わたしじゃダメ?Dから始まるものちょうだい❤」と言った。 これに対し、タカフミは、「まだ早いよ。もうしばらく大事にしたい。それに、みんなに見られるし。」と答えた。 何を言っているのだろうか。 【解説】 + ... ふたりは高校の同級生。 マナミは、タカフミの第二ボタンをもらおうとしたが、 まだ卒業式まで8か月もあり、今あげてしまったら、 第二ボタンのない制服姿を皆に見られるので、タカフミは拒否したのであった。 《エロ》《瞬殺》 配信日に戻る 前の問題 次の問題